東京大学中南米科|新津厚子


新津 厚子(にいつ あつこ)

国籍:日本

専門分野:草の根のアート、民衆文化

所属:地域文化研究専攻

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コメント

はじめてスペイン語に触れたのは、23歳のとき、グアテマラ生まれの先生を通じてでした。学部ではずっと英語(米国)選択で、異なる言語を学ぶこと、新しいことに挑戦するのが大好きだったので、米国やオーストラリアに短期留学もしていました。にもかかわらず、学部卒業後の進路選択で「英語圏への留学は普通すぎる」と、あえて進路変更をし、当時の指導教員にのせられるまま、平和文化研究を学ぶ目的でバルセロナへ留学しました。バルセロナでは当然のように失敗を重ね、1年間で引越は3回、地下鉄でポケットに入れていた財布を盗まれたこともありました。「もう怖いからもう二度と留学なんてしない!」と半分泣きながら帰国しましたが、その時同時に日本にあるいくつかの風習や文化にも強い違和感を覚えました。それからも結局挑戦心を捨てきることができず、修士課程に入学、執着心で博士課程にまで進学してしまいました。社会の片隅にぽつんとあるような人の多様な表現、葛藤や生き様そのものに強い関心を抱いています。ロサンゼルスの壁画を事例にアートの公共性に関する博士論文を書く予定です。

略歴

2006年  新潟国際情報大学情報文化学部情報文化学科卒業
2012年  東京大学大学院総合文化研究科修士課程修了

論文

2015年「チカノ壁画の創造力と路上からの平和–ロサンゼルスのチカノ作家たちの声を通して– 」(平和研究、第44号、2015)。

著書

その他